落花せんべい

豆知識

落花生の栄養成分の効果とは
●オレイン酸とリノール酸でコレステロールを減らそう!
 落花生の成分の50%近くが脂質です。これには不飽和脂肪酸のオレイン酸とリノール酸が多く、LDL(悪玉)コレステロールを減らし、動脈硬化を予防します。
 動脈硬化は、血管の内壁が厚くなり、血液の通路が狭くなる状態になることをいい、心筋梗塞や脳梗塞を起こします。動脈硬化の予防、成人病を防ぐためには不可欠です。

●アルギンで冷え性予防!ビタミンEで若返り?!
 落花生のタンパク質を構成するアミノ酸の一種のアルギンには、ビタミンEと同様に血行を良くして冷え性を予防する効果があります。
 ビタミンEは美肌づくりや老化防止に役立ち、若返りビタミンともいわれています。さらに、ガンの原因とも言われている活性酸素を除去する抗酸化作用があることも見逃せません。

●ナイアシンとメチオニンはお酒好きの味方?
 落花生には、ビタミンB群に属しているナイアシンが100g中に17mgと豆類の中では飛び抜けて多く含まれています。ナイアシンには、二日酔い防止に硬化があるばかりか、不足すると皮膚疾患や下痢、神経症に繋がるとも言われています。また、落花生のメチオニンには肝臓の働きを助ける作用があります。
 ただし、食べ過ぎには要注意です。100gあたり561kcalもあり、お酒との相乗効果で食べ過ぎると健康食品のつもりが逆効果になってしまいます。お酒も落花生もほどほどにしましょう。

●レシチンで認知症やアルツハイマー病の予防!
 レシチンは医薬品にもなっている脂質の一種で、血管の中の余分なコレステロール分を吸着したり、血栓を溶かして血液をさらさらにしてくれる働きを持っています。
 レシチンは体内で分解されてコリンになり、酵素の働きでアセチルコリンになります。アセチルコリンは、セロトニン、ドーパミンなどと並んで脳の神経細胞の働きを高めるのに必要な神経伝達物質で、老化による記憶力の低下を防ぎ、脳細胞にいい影響を与えると考えられています。

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